先日からホームページに掲載している
私の変なポーズをわざわざ母親にみせ

叫ぶ系
「工場長は面白いねー」と言わせ、
ちゃんと趣旨を説明してくれたんやろね?
というと いえ、「そやろ?」といっておきました。
と報告してくる 2号の笑顔が悪過ぎて
GRIN(にやり)を超えている・・・
と 定期的に駐車場のぞきを続けながら思う
工場長です。
まいど、どうも。
お陰で、いまんとこにおってません。
土日がネック・・・
さて、前回と同じく質問形式で始めます。
なんで、あの子は背が高いだけであんまり巧くないのに試合出れるん?
あなたのかわいいお子さんが泣きながら練習から帰ってきました。
どう答えますか?
背の高いその子は仮にTちゃん。
我が子はSちゃん。
Sちゃんからも、Sちゃんのお母さんから見てもTちゃんより、Sちゃんの方が動きもいいし、頑張っています。
でも、コーチが試合に出すのはTちゃんです。
Sちゃんは背が低いこともあって ディフェンスやルーズボールを頑張って、そこから流れを変えて 粘って戦うのが得意技で、前のチームではそれで成果を出してきました。
でも、いまのコーチは言います。
「ディフェンスよりも攻めろ。1対1を仕掛けて、点を取りにいけ。」
どうやら、ラン&ガンを主軸にしたチーム作りをしているようです。
守ってばっかりであまり自分から攻めないSちゃんは なぜ、攻めない!と怒られてばっかりです。
チームメイトみんなは、コーチの言われるままにボールを持ったらとにかくドリブルで1対1をしにいきます。
パスはしません。一人でどんどん攻めていきます。
ディフェンスは自分の相手がボールを持ってなければ 適当についてごまかして、マイボールになるのを待っています。
Sちゃんは、それがどうにも我慢できません。
私の方が沢山動いているし、ディフェンスしてるのに大きいだけでゴール下で簡単なシュートをちょっと決めるだけのTちゃんが ほめられるのなんか許せないと、帰って来ては泣くのです。
そして、昨日の試合でとうとうTちゃんに試合の出場タイムを抜かされてしまいました。 ・・・・・
さて、どうですか?
いろんな意見があると思います。
コーチの指導が偏りすぎだという意見も多いかもしれませんね。
お客さまからの相談なのでちょっと困るのですが
私が、自分の身内にそういわれたら
悔しい気持ちも、頑張っているのも知った上で
「じゃぁ、バスケットボール辞めて小さい人が有利なことやれば?」
と言います。
本当にバスケットボールが好きでうまく、強くなりたいなら、泣かないことです。
泣いても、何も変わりません。
大人になっても、バスケットボールで身長が有利なのは変わりません。
身長があるだけで、ろくにキャッチもできないくせに試合にでている選手なんていくらでもいます。
バスケットボール選手であるとき 一番の強みになるのは、身長、すなわち高さです。
バレーもテニスも基本的にスポーツは身体の大きい方が有利ですが地面にボールが落ちるた段階で得点になります。
ゴールが床、地面にあるのです。
しかし、バスケットボールは3m5cmの高さにゴールがあります。高身長が有利なのは当然なんです。
小さい選手が運動神経にものをいわせ、大きい相手をブロックすることきもあるでしょう。
それはもう、もりあがりますよねー!!
でかい選手がわんさかいるチームが勝っていくのは当たり前過ぎて面白くないですが、小さいけどいろんなことをしてでかい相手をやっつけていくと観客も大盛り上がりです。
でも、小さい選手が勝つ為には常に必死で食らいつく必要があります。
195センチの人は頑張らなくても、195cmです。疲れたり、タイミングが悪くてジャンプが低くなることはあっても195cmの選手の背が低くなったりすることはありません。
でもそれって、ずるい?のですか??
正直・・・ 試合をしていて、ずるい。と思うこと、かなりあります・・・
スクリーンアウトしてても、上からボールをサッと取られます。
スクリーンアウト意味無し!的な場面多々あります。
ただ・・・・
背が低いということは、
バスケットボールにおいて不利にしかなりません。
これはもうゴールが上にあるバスケットボールにおいては動かせない事実。
だけど、小さかったらダメかというとそうではありません。
スピード、ジャンプ力、粘り、強気、シュート力、運動量が大きい選手よりあれば可能性はあります。
同じかちょっと勝っているくらいではダメです。スピードもシュート力もその日の調子に左右されますし疲れてくると落ちてくるからです。
でも、疲れてきて背が低くなる人いないでしょう?
(ここ、笑うとこね)
それほどまでにバスケットボールにおいて背が高いということはアドバンテージがあるのです。
普通に考えられる程度の頑張りでは・・・
ましてや
「私は頑張っている」ということを泣いてアピールしないといけない程度
で
はその逆境をはねのけることは出来ません。
そして、泣いている間に、背の高い人が努力しはじめるともう絶対にチャンスはやってこないでしょう。
富樫勇樹という身長168cmで NBA に挑戦している選手が居るのをご存知ですか? 私と同じくらいの身長です。
こうやって、勝っていくからこそ。
やりがいがあるんじゃぁないですか? だから、バスケットボールが好きなんじゃないですか???
10cmほど大きい相手をどうやって止めるか、どうやって攻めるか。
富樫選手のプレー参考になりますね。
コメント
コメント一覧 (6件)
チームである以上、勝つことが目標なのだから
「巧い」「下手」はあまり関係ないと思うんですよね
巧いから試合に出られるのではなく
その人が出ることでチームが勝つから試合に出る
1番大事なのは「チームが勝つために自分が何をするのか、何ができるのか」を
考えて実行することではないでしょうかね?
あと、つくづく思うのは
ディフェンスは努力でなんとでもなるけどオフェンスってセンスが必要w
リツコさん
ほんと、そうですよね。
良くないときってチームが勝つというのが一番大事だということを忘れて
自分、自分になってしまいがちですよね。
勝つために、攻めないと行けない人もいればもっと守りを強化しないと行けない選手もいるし
シックスマンの席を与えられる選手もいて・・・
多かれ少なかれみんなきっと通ってくる道なのでしょうけど、
言い訳しても何も変わらないことを早く知って先に進んでほしいなぁとこういう質問がくる度に思います。
言い訳したくなる気持ちめっちゃ解るんですけどね。
そして・・・
オフェンスにセンスが必要というのは、ほんと・・・・つくづく年々思います。
切ない事実です(笑)
努力しなくても持っているものを才能というなら、バスケにおいて身長は才能ですよね。
そしたらその5センチ、10センチに勝るものを手に入れなければ試合には出られない。
悔しいけれどそういうことです。
うちの娘が高校時代に「私の努力はまだ(身長差の)6センチに負けてる」といってましたよ。
主人も娘も息子もバスケやってますが、そうそう大きい選手に恵まれない立場からすると、
どうしても「ずるい!」「でっかい選手がほしいな」とか思います。
でも、逆はどうですかね?
大きいってだけ(じゃないかもしれないけど)で試合に出してもらってる、と思われてる
選手もそりゃツライでしょう。
自分よりあの子の方がうまいのに、みんなそう思ってるのに、でかいだけで使えないって
いわれるのに、とかね。それもシンドイですよねー。
そしたらやっぱりチームが勝つために出来ることをするのみ、ですね♪
そうそう!富樫くんスゴイですよね!
がんばってくださーーーい!
ajさん
工場長です。お返事遅くなってすみません。
「私の努力はまだ(身長差の)6センチに負けてる」
は素晴らしい考え方ですね。
どうして・・○○なんだろうとか、疑問系で物事を捉えると辛くなりがちですが、
自分の努力が足りないんだと思えれば、高い意識で取り組めますよね。
デカいだけで使えないというのも確かに辛いですよね。
「・・だけ」ではなく、「・・・だけ、ど、○○が(も)ある。」
という選手を目指していくべきかなと思っています。
ずるい!と思う気持ちは、負けないと出ない気持ちなので
やっぱり勝ちたいですねー。
富樫君のように、身長をハンデにしないで戦える技術とハートをもって・・・
論理破綻